アスペ・エルデの会

発達障害をお持ちの兄姉のある0歳児のための
子育て支援外来(個別介入)

弟妹の発達に不安をおもちのご家族に

調整中のため現在お申し込み受付を停止しています ご希望の方はお問い合わせください
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この支援プログラムについては、発達障害をお持ちの兄姉をおもちの場合の0歳台の子育て支援という目的のためのものですので、医療機関等での診断を受けてある必要は全くありません。お子さまの発達についてご心配だという親御さんのための外来です。従って、発達支援のなかでお子さまが発達障害ではないとわかることがあってよいでしょう。
事業のご案内
アスペ・エルデの会のスタッフらが執筆した「可能性ある子どもの医学と心理学」(ブレーン出版)に詳細はありますが、発達の支援・介入はすべての子どもたちにとって意味あるものです。発達の心配がある場合に「様子を見ている」よりも、心配になった段階で、できることをしていくことが大切です。

近年、発達障害についての生物学的な脆弱性を考えると、発達障害の兄や姉を持っている場合に、下のお子さんが誕生してから、いろいろと不安になる場合が多いようです。上のお子さんの支援にエネルギーを注ぎ、下のお子さんにも不安を持っているが、細かく考える余裕もないことも多いようです。そのまま不安なままでいるよりも、子育て支援という枠組みでご相談をされる機会があった方がよいでしょう。各々のお子さんに目を向けることが何より大事です。発達障害のリスク要因が高い場合には、気づいたらできるだけ早期から子育て支援をしていけばいいことだと思います。

そこで、ささやかなものですが、0歳台の発達を踏まえて、母子の楽しい関わり作りに焦点をおいた支援プログラムをご用意しました。お子さまの個性にあった形でのかかわりの仕方を見つけながら、母子がよりよい関係性を取り結べるための具体的な取り組みを一緒に始めてみましょう。半年程度以上、継続していただける方を優先します。賛助会員入会時に、研究協力をしていただけるという方のみを対象とします。0歳台以降も継続した支援を要望される場合は、「1歳児と2歳児のための母子発達支援(個別介入)」にそのまま移行することができます。なお、発達障害のお子さん自身の支援は行いませんが、同席されることは構いません。

このプログラムの担当者は乳幼児の発達支援を専門とする発達臨床心理学者・臨床心理士か言語聴覚士を含む複数の専門家です。スタッフ側の都合上、月に1~2回程度までの頻度が標準的なものになると思います。また、お受けした申し込みが多数の場合、一度、募集を停止させていただくことになると思いますので、あらかじめご了承下さい。

乳幼児期の発達に関連する専門家 ―小児科医、保健婦の先生方へ
事業概要
日 程  平成19年4月より月1~2回程度
     (具体的な日程はお申込後ご連絡いたします)
会 場  NPO法人アスペ・エルデの会事務所(名古屋市西区)
価 格  4,000円(40分)/回
対 象  個人賛助会員(メンバーシップ)で
     研究協力をすることに同意いただいている方。
担当者  責任者:辻井正次(中京大学社会学部教授)
     担 当:辻井正次・永田雅子(臨床心理士)
     ほか数名のセラピストが参加します。
面接のセッティング
母子同席で、母子の自然な関わりを評価しつつ、母子がよりよい関係性を作っていけるための支援をしていきます。

第1回
お子さまと関わりつつ、今までの発達の詳細をお聴きします。母子手帳など、お子さまの発達がわかる資料をお持ちください。お子さまの気になった場面の映っているホームビデオなどがありましたらお持ちください。(あくまでもすでにあればということで、このために撮ることは支援の上でも好ましくありません。)
初回の段階でも必要なことを伝えていきますが、基本的に数回は、お子さまの様子を把握するのに必要です。子どもが発達障害かどうかということよりも、母子がよりよく関われ、毎日が楽しくなっていくなかで、子どもが成長していくことを大切に進めていきたいと思います。

2回目以降
実際に関わりながら、家庭でもできる具体的な関わりの仕方などを提案しつつ、母子交流を進めていくセッションを持ちます。
お申し込み
こちらの事業に参加頂くには、賛助会員(メンバーシップ会員)への入会が必要です。
賛助会員入会完了後、以下のフォームから入会完了時にお送りした賛助会員ID・パスワードを入力の上お申し込み下さい。
お問い合わせ
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