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発達支援の基本的な考え方

発達支援においては、
  1. 周囲が本人の個性を正しく理解し、その理解にそって本人の個性に合った対応を創っていく
  2. 周囲の理解を基盤に、本人が周囲との間でよりうまくやれるやり方(スキル)・より楽しくやれるやり方(スキル)を身に着けていく
  3. その状況でうまくやれるかどうかという観点だけではなく、より「自分らしく」やれるように、より肯定的な自己評価を持っていくこと
などの階層的な観点での支援を考え、「できないこと」の一部分だけをみたり、偏った「療法」にあまりにエネルギーを注ぐことをすべきではないと考えています。
そうした、支援の階層性に立ち、実際のアスペ・エルデの会の発達支援を積み上げていきます。さらに、必要な支援のためのマニュアルやワークブック、評価技法などを開発していきます。
子ども・青年本人への発達支援の方向性
子ども本人のスキル・トレーニングの習得のために
子ども・青年(当事者本人)への支援においては、必要なスキルを1つずつ身につけていくことが大切です。
発達障害があるということは、生物学的な基盤がうまくいきにくい特性をもっているということですので、1つずつうまくいくためのコツをつかんでいくことが必要です。
そうした1つ1つのコツを、スキルとして整理して習得していくための取り組みをしてきております。

すでに多くのスキルについてまとめ、ワークブックとして、基本的な考え方を示しています。
こうした形で、具体的なスキルの教え方や覚え方のイメージを作っていただけるといいなと思っております。

同様に、「楽しい毎日を送るためのスキル: 発達障害ある子のステップアップ・トレーニング」(日本評論社)に、その概要が詳しく示されています。 また、入門的には、幼児期に向けた「発達障害のある子どもができることを伸ばす!幼児編」や、学齢期(小学校年代の)「発達障害のある子どもができることを伸ばす!学童編」なども参考としてご覧下さい。

実際に、日間賀島合宿で、わが国を代表する発達障害児者支援の専門家が集結し、実施される『日間賀島合宿』でスキル・トレーニングのメニューを開発することになります。
日間賀島合宿には、正会員はもちろん、賛助会員で条件を満たす場合等も参加できます。 支援者が研修する意味でも、セミナーやワークショップで学ぶだけよりは、実際の支援の現場で学ぶことが重要であるのは言うまでもありません。

 2012年度のプログラム 参加希望の子どもたち向け 研修を希望する支援者向け
支援メニューの階層性
第1層:理解啓発と環境調整

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第2層:子どもにできるスキルの習得と、スキルの使い方、周りからの助けてもらい方の習得等

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第3層:自己理解と「自分らしい」ありかた

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全体に働くもの:余暇支援
PDDの発達支援の今日的あり方(1)
3つの層から支援を考える
第1層:一番基本的な支援の方向性
 「理解啓発と環境調整」

・家族の理解
 最初の理解、ペアレントトレーニング
・周囲の理解 
 保健師・保育士・教師などの理解と、
 必要な支援能力の育成。
 周りの子ども・人の理解
・物理的環境調整 
 「わかりやすい」環境を作る。
 子どもの認知的な特性に合った指示や
 指導を与える。
PDDの発達支援の今日的あり方(2)
第2層:本人が環境に(身体と行動を)合わせていく仕方を考える
 「行動の仕方(スキル)の修得」
・社会性を育てる(ソーシャルスキル)
 :段階があるので、まずは基本の修得が肝心
・リラクゼーション・スキル
・感情の理解
必要な子どもには
 怒りのコントロールや不安のコントロール、
 学習障害や不器用への工夫、
 構音障害への取り組みなど
PDDの発達支援の今日的あり方(3)
第3層:どの場面でどういうスキルを選択することがよいかだけでなく、「自分らしい」かを考える「高次の自己理解」
・将来的な、就労や大人の生活など、
 いかに素敵な大人の人生を生きるのか
・自然にわかりにくいのだが、
 準備していくことで十分な対応は可能
・「障害名」を知ること(形式的な告知)に
 意味はない。
 あくまでも必要なのは「自己理解」
 自分をよりよく知ることが大事。
 ポジティブな自己理解。