アスペ・エルデの会

発達障害児のための新しい中高一貫校型の
『特別支援学校』設立計画について

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一部、新聞報道にありますように、NPO法人アスペ・エルデの会では会以外のの関係者とともに、一般高校や特別支援学校のような高校教育段階においての発達障害の子どもの教育的ニーズにあった教育の実現をめざし、いくつかのプランを現実的に検討していきます。

大原則として、発達障害者支援法において『適切な教育的配慮』は義務付けられており、現在すでにある全ての高校や特別支援学校においても、十分な教員の研修等のもと必要な教育的配慮がなされるべきだと考えます。また、高校無償化のなかでは、公教育においてそうした配慮を実現する責任が自治体にはあると思います。義務教育段階での支援が進んできた分、高校教育での課題が明確になってきています。
高校という非常に重要な時期に、職業訓練を含めた有効な取り組みができる発達障害特性に特化した特別支援学校で学ぶということは、検討する価値のあるプランです。

そこで、高校教育段階での取り組みの1つのモデルとして、総合特区法での『公私協力学校』の枠組での発達障害の特別支援学校を『病弱児』対応のモデルとして検討を進めます。他にも、いくつかのモデルを並行して検討しており、実現可能なモデルが出てきた段階で、皆さんと議論できる形にしていきたいと思います。
『公私協力学校』モデルについては、すでに3月17日に大村愛知県知事もご出席いただき、活発なミニシンポジウムをライトハウスを会場に実施いたしました。今後、また改めて議論をしていく場を作っていくことで、山本保愛知県政策顧問を中心に調整を進めていただいております。  

現在、アスペ・エルデの会では正会員団体にご入会いただき一緒に新しいプランの実現に考えたり、力を合わせて活動いただける方を求めております。さらには、実際の学校設置のための具体的な場所を探しております。ふさわしい場所をご存知でしたらご紹介いただけましたら幸いです。
新しい取り組みの中で、発達障害の子どもたちが幸福な学校時代を送り、その子なりの自立を成し遂げていくことために、力をお貸しください。

なお、関連したお願い事項を別途まとめましたので、ご覧いただけますと幸いです。

NPO法人アスペ・エルデの会
お問い合わせ:渉外グループ