アスペ・エルデの会

子育てに悩んだりしたお母さんたちのための
ペアレント・プログラム

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「ペアレント・プログラム」は、保護者が子育てがうまくいかないと感じたり、子どもの発達が気になった段階での、最初のステップとして開発されたプログラムです。
 1. 「行動」で考える
 2. 「【うまくいかないことを叱る】のではなく、【できた行動をほめる】ことで対応していく」
 3. 子育ての仲間を見つける、
という3点セットを基本的な理解としています。

 支援者にとって、実際に子どもの発達支援をどういうスタンスで考えて、何をしたらいいのかということの最も初歩の手法を習得できます。かなり簡易で、初心者でも習得可能なものですので、是非とも前向きに取り組んでください。

 現在、複数の自治体で、実際に地域の保育士や保健師、障害福祉事業所スタッフの研修を兼ねつつ、実際にプログラムを行っています。6回1クールでのプログラムでの研修を行い、その後、地域の支援者だけでプログラムを行うことをサポートしていきます。自治体主催の場合と、障害者自立支援協議会子ども部会主催の場合とありますので、地域の実情に合わせて形で、実際に取り組めるためのサポートをしていきます。

 「ペアレント・プログラム」については、こちらに概要を示すのでお読みください。

プログラムは、独りで本やワークブックを読んでやるものではなく、保護者のグループで実施するものです。アスペ・エルデの会自身でもスタッフ研修を兼ねた取り組みをしていきますので、ご利用いただけます。個人賛助会員になっていただければ≪個人賛助会員関連ページへジャンプ≫、開催のご案内を差し上げます。

 関連した資料としては、厚生労働省の取り組みで、ここではペアレント・トレーニングという総称で書かれていますが、そのもっとも基礎となるのが「ペアレント・プログラム」です。(第8章3を参照)

 より詳細なものが、H25年度の発達障害者支援関係報告会の資料です。

 支援者の皆様には、「ペアレント・プログラム マニュアル」をお買い求めいただき、研修に役立てていただけるようにしましたので、ご利用ください。

 また、発達障害関連の支援者向けの研究会を立ち上げましたので、ご参加いただければ、そのなかで、「ペアレント・プログラム」の研修日程調整などを行います。こちらのなかの、障害児者福祉・児童福祉分野職員研修と該当する研究会日程をご覧ください。

 保護者の皆様は、このプログラムの場合は、地域で地域の支援者が実施できるようになることが重要ですので、まずは、自分のお住まいの自治体への働きかけをお願いします。多くの自治体では、住民からの声がない限り、実施できるようにはなりません。自治体の子育て支援担当課や、福祉課、利用している事業所を通して地域の障害者自立支援協議会の子ども部会、さらには、市町村議会議員に、要望をあげていくことが重要です。

 一般の皆様で、「ペアレント・プログラム」の普及に関するご支援をお願いいたします。マニュアルを希望する自治体に寄贈するなど、「ペアレント・プログラム」の普及のための寄付をお待ちしております。

 ※ カルチャーセンターでの子育てセミナー・ペアレントプログラムは こちらから