〈企画の趣旨〉…続き
*特定非営利活動法人(NPO法人)アスペ・エルデの会について
アスペ・エルデの会は、発達障害児者の当事者・家族と関係者によって運営されているNPOです。運営は、主として発達障害の子どもや青年をお持ちの親御さんが担っています。しかし、当事者団体としての機能以外に、専門機関としての機能、人材育成機能、発達支援機関機能、情報発信機能など、多くの活動を行うNPOです。地域発達支援システムとして、東海4県を中心に、乳幼児期から成人期にいたる、生涯発達支援を視野に置いた活動を行っています。18年度より、企業などとの共同事業や共同企画などに取り組んだり、企業からの助成金も積極的に受け、発達障害児者の発達支援においては、国内でのリーダーシップをとっている団体の1つです。
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現在、(独)福祉医療機構、日本財団などの機関・団体からの助成を受けているほか、日本たばこ(株)、明治安田生命(明治安田こころの財団)、NTT DoCoMo、松下電器産業(?Panasonic NPOサポート ファンド)から助成金を受けております。また、中部電力と子育て支援に関連する共同事業を行ったり、名鉄インプレスとの子育て支援の共同事業やイルカ介在療法の共同研究プロジェクト、イオン熱田店でのイベントなどを、研究機関の協力も得ながら実施するなど、社会的に一定の評価を得ているNPOです。
研究機関としての機能も、現在は、浜松医科大学精神科、子どものこころの発達研究センターをはじめ、国立、私立の大学などとの共同研究を行い、研究で得られた成果を、会の中の発達支援に還元していくという形で、生物学的精神医学から、発達臨床心理学、児童精神医学などに目覚しい成果を挙げており、国内外の学会誌等、あるいは一般向けには本などの出版物や会の発行する情報誌『アスペ・ハート』等に成果は発表されています。